reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・龍の申し子

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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なくした財布を見つけてあげた話があります。その話を読んでいない方は、先に読むことをお勧めします。

心霊体験の話・探し物 - reikonoburogu霊子の日記

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なくした財布を見てあげて、テレビ局の取材を申し込まれたとき、県内一霊感があり自身を龍の申し子と言っている人と、対談をしないかと誘われた。
私の守護霊である侍の持つ刀には、龍の飾りが彫ってある。なので、龍と言われてそれを思い出し、受けることにした。
その人が言うには、「あなたみたいな力のある人は、たくさんいる。でも、龍に選ばれた人は日本には2-3人しかいない。」そうだ。「龍の申し子」さんは生まれたとき、龍の背中に乗ってやって来たそうだ。
それはそれはきれいな金の龍だそうだ。
私は「へー」と思いながら、とりあえず聞いていた。
その人は龍が通っていくのが見えるらしい。ある色の龍が入っていく家はお金持ちになるとか、うろこがボロボロの龍が入っていく家は火事になったり、災難が起きた現場を何万回も見てきたそうだ。
龍は、想像上の生き物なのに、それが見えるのは不思議な話だ。
しかし、その人は龍神は存在するという。
確かに掛け軸などに、龍神様・水神様・蛇神様 などいろいろな神様はいる。
うちはおじいちゃんがヤギや豚を飼っていたので生き物の神様である馬頭観世音菩薩がいます。
その人が言う龍は、そういったものではなく、想像上の生き物であるのなら、それが守護霊になるはずはない。
そう話すと、「あなたはそういう考えだから龍とは縁が遠い。」と言われた。
そりゃそうだ、私は想像の龍が見えるほど幻覚は見ていない。私が見てるのは、霊なのだから。
例えば蛇神様は蛇だから、霊視して蛇が見えることはある。
私も龍神様は見えることがあるし、おぼろげながら写真に撮ったこともある。
でもそれは、大蛇に大きな鱗や牙があるのが見えている。
その人が書いている龍とは違うものだ。その龍は想像上の物でしかない。
なので、幻覚が見えているだけだと言った。
すると、その人に話にならないと一蹴された。
そして、私を霊視すると言い出した。どうぞと言った。
「あなたは家族との縁が薄い。」両親健在ですけど。
「姉妹にも恵まれていない。」四姉妹仲良くやってますが。
「我を曲げない。」それは当たっているが、今までの言動を見れば、だれでもそう思う。
「あなたの守護霊様の話を聞きます。」と言うので、どうぞと言った。
何やら呪文のようなものを唱えて、「あなたの守護霊が嘆いていらっしゃいます。」と言う。
「あたしには、誰が憑いているんですか?」と聞くと、「母方の曽祖父です。」と言う。
「名前は何でしょう。」と聞くと、「そういうことはどうでもいい。」と答えた。
「あなたがそうやって龍神様をさげすむようなことを言っているので、あなたから抜けたいと守護霊様が嘆いてる。」そうして数珠を激しくすり鳴らし「守護霊よ、怒りを収め給え」と唱えた。
するとその数珠が、下から上にはじかれて、スパンと切れ、数珠玉が飛び散った。
私の守護霊様が、目の前の自称霊能力者に怒りを覚え、数珠を切ったと思えた。
その人はそれを見て「ほら、この怒りが。」と言った。
周りのカメラマンたちもそれを見て、お静まり下さい。などと言っている。
まるで、自称霊能力者の能力だったようになっている。
なので、私は並べてあった蝋燭を指さして、私の守護霊様に、心の中で「私を守りたいのであれば」と唱えて、「この蝋燭を消すなり切るなりしてくれ。」と声に出して言った。
するとその指示した蝋燭の炎が大きく燃え上がった瞬間、ヒュッと火が消えてボトッと落ちた。
「ね、私は守護霊様とこうして話が出来るけど、この守護霊様は私にではなくあなたに怒っているから、あなたの守護霊様がもしかすると切られてしまいますよ。」と言った。
「そこそこ何かを言い当てたぐらいの人間が、自分には龍が見えると言って金儲けしてるのか知らないけれど、龍と言うのは想像上のもの、いたずら書きのようなものだ。それが神様の訳がないし、そこまで話が出来て、龍の申し子なら、その龍にあの蝋燭を切ってもらいなさい。」と言った。
すると、アシスタントのような人が「先生、もう大丈夫です。お時間が。」と言い出して、「ならいいわ」と言って帰っていった。
私が思うに、龍と言われているのは大蛇のようなもので、川の神様の一種。昔見た龍のようなものは、近くの沢にいつもいて、大蛇のようでうろこが付いた胴体しか見えていないような状態で、頭はいつも見えなかった。
でも鳴き声がして「キュ、キュ」と音がしている。
おじいちゃんたちも、その声を聞くと「龍神様が鳴いている。」といって、お神酒を沢に流していた。