reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・お地蔵様の高校生

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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息子が遊びに行っていて、帰り迎えに来てほしいと言われたので、車で迎えに行くことにした。
夜、暗い中、息子を乗せて帰るのに、近い方がいいので、普段あまり通らないトンネルのある山越えのルートを選んだ。
トンネルを過ぎ、さらに先の上り坂で、息子が「今、高校生くらいのお兄さんがいたよね。」と言った。
山の中で、人通りも街灯もない場所だ。私は「いないいない。誰もいなかったよ。やめてよ、そんな怖いこと言うの。」と言った。
「いや、絶対いた。」「いないって。」と言ってたけど、あまりにはっきりと言うので、その先にあるコンビニに入って、ドラレコの画像を見ることにした。
すると、トンネルを出てすぐくらいに、高校生くらいの男の子がいるのが写っていた。
「いるじゃん。何やってるんだろう。」と思ったが、幽霊のようにも見えない。気になってUターンして、戻ってみると、男の子がいた。
時間も時間だから、息子が声を掛けた。
「どうかしたんですか?」と言うと、「すみません、実は私、死にまして。」と言う。「はあ?」と思っていると、「できれば、この坂の上にあるお地蔵様まで連れて行ってほしい。」と言ってきた。
見かけはいい青年だが、「うそでしょう?」と思っていると、次の瞬間、息子の後ろのリアシートに座っていた。もちろん、ドアも開けていないのに。
仕方ないので「だったら連れていきますけど、途中で事故に合わせたりはしないでくださいね。」と言って車を出した。
その坂の上には、かなり多くのお地蔵さまが並んでいる。どれが目的かわからないので、「言ってくださいね。」と言ってゆっくり走らせた。
「ここです。」と言われて止まると、そこのお地蔵さまには、たくさんの新しいお花や飲み物が供えてあった。
その青年は「実は僕、」とリアシートで言ったと思ったら次の瞬間、車の外で「ここで死んだんですよ。」と言われた。
息子を見ると、ものすごく震えている。自分が言い出したんだろう、と思った。
「ここで死んだんですよ。でも、戻ってこれなかったから。」と続けて言われた。
「はい、大丈夫です。私たちは帰るけど、絶対に、着いてきたりとか、事故に合わせたりとかしないでくださいね。」と念を押していったのだが、その青年はちゃんとお辞儀をして「ありがとうございました。」と言ってふわっと消えた。
礼儀正しいなと思いながら帰っていると、息子が「さっき、友達の家でおしっこしてなかったら絶対漏らしてた。」と言った。
帰ってから、息子がその住所と死亡事故などで検索すると、つい先日、地元の男子高校生がバイクでお地蔵さまに激突して、斜面を転がって行って亡くなったそうだ。
思うに、ぶつかった場所ではなく、その先の斜面の下で亡くなったのだろうから、ぶつかった場所に戻りたかったんだろうと思った。
その青年ははっきり見えて、生きていると思ったのだが、それは、普通ドラレコなどに写った幽霊は、色が灰色っぽいか、緑色や黒いのだが、そうではなく、色もはっきり肌色で洋服もきれいで、血も付いてなくて、生き生きしていたので、人間だと思ったのだ。
しかも礼儀正しかったので、生前はさぞやきちんとした高校生だったんだろうなと思った。
他にも聞く話だが、死ぬときに最後に見た景色がフラッシュバックのように覚えていて、そこから別の場所で亡くなると、覚えている場所に戻りたいらしいのだ。

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心霊体験の話・藤棚の老夫婦

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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今住んで知る家の近くに、藤棚のある小さな公園がある。
見ごろを迎えたので、娘と一緒に見に行くことにした。
車で15分くらいなのだが、途中でコンビニに寄って、私と娘用のお茶を2本とあとお菓子を少し買った。
到着すると、まだ3分か4分咲き程度だった。そのせいか、人も少なくて、ちらほら見える程度だった。
座る場所を探しながら、テクテクと歩いていると、藤棚からほんの5mほどのところに、コンクリートでできたテーブルとベンチがあったのだが、そこにはすでに老夫婦が座っていた。
娘と「どうする?」と話していると、その老夫婦が「こちらに座ったらどうですか?」と声を掛けてもらった。
なので、そこに座って眺めていた。あたりは少し暗くなっていたのだが、眺めていると、提灯がぶら下がっている周りで、ふわふわと2-3個の火の玉が浮遊しているのが見えた。
娘も気づいたらしく、二人で目が合った。でも、藤の近くを歩いている、他の人は気づいていないようで、普通に見ながら歩いていた。
もう一度娘と目が合ったのだが、ふっと笑ってしまった。娘が「なんで火の玉があるんだろう。」と素朴に言ってきた。
別に火の玉の気持ちは分からないが、「きっと火の玉も藤の花を見たかったんじゃないの。」などと話していた。
すると、隣の老夫婦のお婆ちゃんが「あら、君たちにも見えるの?」と言ってきた。
「え?」と驚くと、お爺ちゃんが「いやあ、ここは元々墓地だったからね。」と言ってきた。
私はここの出身ではないから、それは分からなかったが、「だから火の玉がいるんだ。」と思った。
すると、老夫婦が、「あの、申し訳ないんだけど、お茶を一本頂けませんか?」と聞いてきた。
私たちはお茶を2本持っていたが、私は封を開けてすでに飲んでいたので、まだ封を開けていない娘の分を渡した。
「どうぞ。」「ああ、すみませんね。」などと話て、またそれぞれに会話をしていた。
暗くなっていて、ふと「今何時なんだろう?」と思い、確認すると、結構遅くなっていた。
うちの子たちはマザコンで、遅くなると焼きもちを焼く。なので娘に「もう帰ろうか。」と言って立ち上がると、目の前の老夫婦が「お茶ありがとうございました。」と言った。「あ、いいえ。」と答えると、その老夫婦が目の前からふっと消えた。お茶はテーブルに残っている。
さっきまで、飲んでいたはずなのに、今見ると、封が開いてもいない。
娘と目を合わせて、怖くなったので「帰ろう、帰ろう」と話したが、お茶が放置されている状態なので、老夫婦に「飲んでくださいね。」と思ったが、そのままだと不法投棄のゴミになるので、ゴミ箱の横で開けて流した。
車の中で、無言の状態だったが、「何だったんだろう。」と考えていた。
結局娘はお茶を飲んでいないので、飲みたいといい、帰り道に、さっきのコンビニに寄って、家族の分の飲み物とお菓子などを買ったのだが、コンビニのキャンペーンでさっき買ったお茶が当たった。
老夫婦がお返ししてくれたんだと思った。
家に帰って、主人に聞いてみた。主人は土地の人間なので、知っているかもと思ったのだ。
「〇〇公園の裏に藤棚があるでしょ。そこで老夫婦が居て、帰るときに消えていったんだよね。」と話してみた。
すると、「ああ、夫婦梅の幽霊じゃない?」とさも当然の答えのように返してきた。
聞くと、昔2本の梅の木があって、成長過程で交わって一本の木になっているそうだ。確かに太い梅であろう木があったのは見た。その木が毎年花が咲くのだが、周りからは夫婦梅と呼ばれているそうだ。そこでは時々、お爺ちゃんとお婆ちゃんの幽霊を見たという話が出るそうだ。
娘も多少幽霊が見える。幽霊は怖いこともあるのだが、私たちは火の玉には怖さは感じない。むしろ一緒に見たし、笑ってしまったのだ。老夫婦の幽霊もお礼をしてくれるくらいなので、優しい幽霊だと思った。

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心霊体験の話・スキューバで見た霊

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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私が高校のころ、よく7人で肝試しに行っていた仲間がいる。
その7人で、海外旅行に行った。南の海で、スキューバをすることになった。
苦手な二人を除き、5人とインストラクターで潜りに行った。
色もきれいで、水も澄んでいて、海底まできれいに見えて、ともかくきれいな海だった。
しかし、私には不思議なものも見えた。
海底の岩やサンゴの横から、人間の手のようなものが見えたり、足だけが歩いているかのように移動していたりした。
潜っていると必然的に下を見るので、海底が見えるのだが、そんなものが色々見えて、私は怖いなと思っていた。
しばらくの間、素晴らしい色の熱帯魚やサンゴや、手や足を見て、船に戻った。
船が岸に向かう途中、私は友達と今見たものの話をしていた。
すると、近くにいたガイドさんが、その話を聞いて、インストラクターにも話したようだった。
インストラクターは「昔、この辺りは、大勢の方が亡くなった場所なんだ。だからサンゴなんかがきれいなんだよ。」と言ったが、私には意味が分からなかったが、「へー、そうなんですか。」と相槌を打っておいた。
そのあとも観光やショッピングをして、ホテルに戻った。
ホテルの部屋で、遅くまでみんなでお酒を飲みながら話していると、部屋のドアのブザーがなった。
話の途中だったが、ブー となったので、一瞬シンとなった。
私は一番奥の席にいたのだが、N先輩がドアの近くにいたので「何だろう、私出るね」と立って行った。
私は嫌な予感がしたので、「開けちゃだめ。」と言ったのだが、言うのが遅くてN先輩はドアを開けていた。
案の定、そこには誰もいなかった。N先輩もA子ちゃんも「もう、いやだー。やめてよ。こんなところまできて、そんな体験したくないよ。」と言った。
「何かいるの?」と聞かれた。黒い人影が、大きくブワーっと入ってきたと思った。
すると、シャワーが勝手に出だした。テレビにはホテルのインフォメーションが流れていたのだが、それが点いたり消えたりを繰り返した。心霊現象だ。
みんな、怖いと言いながら「外国ってすごいねー」と盛り上がった。お酒が回っていたのだ。
7人で3部屋とっていたのだが、みんな怖いので、そのままみんなこの部屋で寝た。
翌日以降も観光をして帰る日になったのだが、その黒い塊はづっと着いてきていた。
空港に着いてもいたので、私は「絶対に事故りたくない。」と祈っていた。
飛行機の中で、私はN先輩の隣の席だった。
私が、「いやだ、いやだ、事故らないで。」とぶつぶつ言っているのを聞いて、「え、まだいるの?」と聞いてきた。
私は、飛行機の中では見えなくなったけど、飛行場のロビーまではずっと着いてきていた、と説明した。
私たちが行ったビーチや潜った海域は、歴史などで戦争があったとは言われていない場所だ。
何なんだろうとずっと気になっていた。
日本に着き、飛行機を乗り換えやっと地元に帰ってきた。
数日後、写真を見るのにみんなで集まった。別に心霊写真が撮れているわけではなかったのだが、N先輩が話しかけてきた。
「ねえ、海に潜って幽霊が見えたって言ってたでしょ。あの海域は、戦争ではなくて、外国人労働者を船でギュウギュウにたくさん運んでいて、病気になった人なんかを船から投げ捨てたりしていたらしい。」と言われた。
N先輩は几帳面で、調べた内容をレポートにまとめてくるのだ。
私は、そうだったんだ。と一人で納得していた。

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心霊体験の話・同級生に憑いた生霊

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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中学生の時、田舎から引っ越してきて、新しい実家で生活していたころ、田舎の同級生から電話が掛かってきた。
この友達は私が見えることを知っているので、新しい場所でも、ご当地の幽霊を見たりしているのか、と聞いてきた。
思い返してみると、田舎にいたころに、まわりに居た幽霊たちは、私に危害を加えることは少なくて、居るだけの事が多かった。
転校して、校長室で挨拶をしていた時、部屋にはソファーがあって、私はそこに座っていた。
しかし、同じ室内には、仁王立ちした、睨んでくるような顔の男性の幽霊がいた。
60歳くらいの男性だ。まあ、そんな人もいる、とあまり気にしていなかった。
副担任の先生に、自分の教室に連れていかれると、そこにも、小学1-2年くらいの子供の幽霊がいた。
他にも、作業服を着た男性が数人、白いワンピースを着た長い髪のいかにも幽霊らしい姿の女性など、何体もいたが、みんな歓迎してくれているようには見えなかった。
気になったのは、一番前の列の窓側の女の子に憑いている生霊だった。私が教室に入った瞬間に目が合ったので、きっと私の事を気づいていると思った。
私が自己紹介をしていても、その生霊が「この子をいじめたら許さない。」と言ってくる。
でも、転校してきたのは私の方で、いじめられるならこっちなんだけど、と思った。
私は、その子の守護霊でもないし、と思って無視していた。
そのことを田舎の友達にも話したりして、盛り上がったりした。
しばらくすると、新しい学校でも同級生と仲良くなっていき、その生霊が付いた同級生とも仲良くなることができた。
その子と学校帰りにグループで帰っていた時、近くの公園で話したりしていた。
その子の生霊さんは、初めは敵意むき出しの険しい顔をしていたが、日々色々話していくうちに柔らかい顔つきになっていた。
その日、その子がポツリと「いいな、お父さんがいて。」と言った。
私はその時初めて、その子のお母さんがシングルマザーなんだと分かった。
聞くと、生まれて1カ月もしない頃に、その子を連れてお母さんが家を出たそうだ。
なので、自分のお父さんの写真も見たことがなく、全然顔も分からないという。
だけど、お母さんは、お父さんが仕事に出ている間に、その子を連れて実家に帰り、以降、実家の両親はお父さんに会わせなかったそうだ。
なので、仲間内で他の子のお父さんの話が出ると、いいな、と思っていたそうだ。
その後、私がその子と二人きりで帰るチャンスがあったので、私は自分の事を打ち明けた。
「私ね、実は見えるんだけど、あなたにはお父さんが憑いてるよ。」と言うと、「え、死んでるの?」と聞かれたので、
「いや、そうじゃなくて、生霊として憑いてるから。」と説明すると、
「いつか会いたいな。」と言われた。
私は、「生きているんだから、いつか会えるんじゃないかな、お父さんがあなたを見る目も憎しみの目でもないし。」と言った。
高校進学の時、私たちは別々の高校になった。
だが、バイト先が同じイオンの中だったので、時々見かけていて、休憩所で話すこともあった。
あるとき、休憩所で会うと、その子にお父さんの生霊が憑いていないのに気付いた。
あら、と思って、ひょっとして亡くなったのか、と思ったが、実はお父さんと会ったのだと言う。
私が、転校してきてお父さんの生霊を見たことや、自分に憑いていると言われたことなどを、全てお母さんに話していたそうだ。
だけど、連絡先も知らないから、と会わせてもらえなかったそうだが、「親の勝手な都合で、私はお父さんを知らないし、ずっと会っていない。」とずっと言っていたそうだ。
すると、中学卒業の時に、お父さんの実家の電話番号を渡されたそうだ。そして、「ここにかけて見なさい。」と言われたそうだ。
なので、掛けてみたが、お父さんは実家に住んでおらず、携帯の電話番号を教えてもらったという。
その子は、「聞いて聞いて、私、今ではお母さんと3人で会って、夕飯に行ったりする仲になったんだよ。」とうれしそうに話した。
私は、いい方に落ち着いて、本当に良かったと思った。

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心霊体験の話・私のやや

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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私が20代の頃、故郷へ帰るのに、途中で一泊することにした。
宿に入ると夜中に娘が熱を出した。おでこがかなり熱い。
その娘が、部屋の入口の襖を指さして「怖いが来る」と言う。
私もそちらを見ると、前髪をだらりと垂らした女性が立っていた。いかにもという雰囲気でとても怖い霊だと思った。
その女性が腕を前に出して、娘を指差しながら、「私のやや」と言った。
ややというのは赤ちゃんの事だから、私の赤ちゃんと言ったことになる。
えー、っと思って横に寝ていた主人を起こすのだが、一向に起きない。他の子も起きない。
だが、女性の霊は、指を差したまま「私のやや」と言いながら、部屋に入ってくる。
部屋中が生臭くなった。娘は「怖いが来る、怖いがいる。」と泣き止まない。
裸足なのに「ぺた、ぺた」と音をさせて近づいてくる。
主人も起きないので、私は娘を抱えて「私の子供だからー」と叫んだ。
しかし、変わらず近づいてくる。近づいて来るに従い、声もエコーがかかるように響いてきた。
娘は溜まらず「いやー」と叫んだ。すると、女性の霊が泣き出した。そしてふわっと消えた。
ようやくホッとして、落ち着くことができた。そして主人を起こし、説明したのだが「へー」っといった感じで、分かってくれない。
私は怖くて仕方ないので、チェックアウトまでかなり時間があったが、早々と宿を出た。
空港に行き、飛行機に乗って島に着いた。そのことをおじいに話すと、その宿がある近辺の土地では、戦争のため、赤ちゃんを手放さなければならなかった親が、たくさんいたそうだ。
なので、もしかしたら、昨日の女性はそういう方で、たまたま波長が合って、自分の娘と間違えたんじゃないか、と言うことだった。
子供を探している幽霊は多いかもしれないが、こっちとしては、たまったものじゃない。
私は、少なくともその宿には、今後絶対に泊まらないと思った。
大きくなった娘に、そのことを聞くと、なにやらうっすら覚えているらしい。
怖い女の人が「私がお母さんだよ、」と何度も言っていたそうだ。
私には「私のやや」と言っていたので、聞く人によって言葉が違っていたことになる。
そして、手を差し伸べてきたときに、「こっちへおいで」と言われて「いやー」と叫んだそうだ。
だが、見た目は前髪がだらりと垂らした女性だったことは同じだった。

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心霊体験の話・縁日のお爺さん

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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私が22歳くらいのころ、友達のA子と縁日に出かけて、食べ歩きをしていた。
A子は、昔、よく一緒に心霊スポットに出かけていた仲間だった。
一つのお店に、白髪のお爺さんがふわーっと入っていくのが見えた。うっすらと透けていて霊だと思った。
だが、霊が見えることはよくあるし、こういった人が集まるところでは、霊も多く見える。
なので、その時は特に気にしていなかった。
でも、A子が「あの店に入りたい。」と言ったのが、その店だった。
縁日なので、仮設の店なのだが、奥で飲食できるようになっていた。
その店は、飲茶がメインで置いてあるお店で、入ることにした。
奥の席を見ると、さっきのお爺さんが座ってて、おいでおいで、と手招きをしている。
少し嫌な感じがしたが、いつものように無視して、一口肉まんを買って外に出た。
片手にお酒、片手に肉まんをもって、食べ歩きを続けた。
すると、手相を見ますと書かれた易者さんが出ていた。
A子は占い系が好きなので、したいしたい、と見てもらうことにした。
A子が座って、私はその後ろに立っていた。
目の前には、鏡が置いてあった。それに私の後ろを歩いていく、さっきのお爺さんが写って見えた。
あら、っと思って後ろを振り返ってみると、お爺さんが歩く腰から、茶色い尻尾が生えていた。
不思議だったが、楽しく食べ歩きをしているのだから、と追及しないことにした。
A子が手相を見終わってまた歩き始めると、今度はチキンのから揚げの店があった。
その店の前に、またあのお爺さんが居て、おいでおいでと手招きをする。
さすがに、何か伝えたいことがあるのだろうかと、少し気にしてみた。
店の前に来て、心の中で「何ですか?」と問いかけると、「これが欲しい」と指差したのが、4本のチキンの入った箱だった。
4本なんて私は食べないし、と思ったが、「食べさせてあげたい。」と言っているのが聞こえた。
「食べたい。」ではなく、「食べさせてあげたい。」と言ったのが気になって、「誰に?」と思ってしまった。
なので、その4本入りのチキンを買った。
それを見て、A子が「4本も食べるの?」と聞いてきた。なので、白髪のお爺さんのことを、初めから説明した。
A子が「えー、どこに?」と驚いていたが、お爺さんは「着いて来い。」と歩き出していた。
A子に「着いて来いって言ってるよ。」と言って歩き出すと、A子は、「えー、なんで、なんで?」と怖がっていた。
私は、乗り掛かった舟で、チキンも買ったし、無視していると何度も「おいでおいで」を繰り返すだろうと思って、怖がるA子をなだめて、着いていった。
すると、お爺さんは露店の先の雑木林というか藪の中にスイスイと入っていった。
「なになに」と思って着いて入ると、「シャー」と動物が威嚇するときのような声が聞こえた。
見ると、大人の狸と子供の狸3匹がいて、親のおっぱいを吸うように、丸るまって横になっていた。
威嚇はされたが、突進してくる様子は無かった。
すると、もう一匹、お爺さんが入っていった方から、違う親狸が現れた。お父さん狸のようだった。
私はチキンの箱を私の足元に置いた。すると、お父さん狸がそのチキンを1本咥えて、子狸に運んで行った。
また次々咥えて、4本を4匹に食べさせてあげた。
昔から狸は人を化かすというけれど、さっきのお爺さんは、この狸が化けていたのだろうか、と思った。
実は、この縁日が行われていた神社は、古狸を祭っている神社だった。化けた狸となにか関係があるのだろうか、と思った。
どちらにしても、チキン代1200円かかっているんだから、しっかり栄養取れよ、と思った。

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心霊体験の話・階段を這う女性

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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高校時代の仲間と大人になって女子会をするようになった。メンバーの先輩の家で女子会をすることになって、コンビニでお酒やおつまみをたくさん買って、先輩の家へ向かった。先輩の家は、5階建ての団地の4階にあった。その上の5階には2部屋あるが空き家だった。なので、先輩の家が一番上ということになる。
階段を上っていると、1階から2階に着く直前で1階の電灯がバチバチと点滅しだした。気持ち悪っと思ったが、5人いたし、まあいいかと思っていた。
2階から3階につくときは2階の電灯がバチバチっとなった。
3階から4階に上がるときも、バチバチ
通ったところが次々と点滅するのはさすがに気持ち悪い。
4階にたどり着くと、今度は5階の電灯がバチバチっと点滅する。5階は誰もいない場所だ。
すると、「グワー」っと気持ちの悪い唸り声が聞こえてきた。
普段ならそんな心霊現象が分かるのは、私だけなのだが、周りの仲間も「なに、今のなに?」と聞こえたようだった。
声がする方を見ると、5階から4階に降りてきている感じで、唸り声がする。
他の仲間は、普段そんな声を聞いたことがないので、パニックみたいになって、先輩の家のベルをピンポン、ピンポンと立て続けに鳴らした。
私が階段を見ると、髪の毛が長くて体が灰色の女が、べたべたと這いつくばって降りてきているのが見え、目が合ってしまった。
すると、その女の顔が360度、ぐるぐるぐるって回って「グワー」とさっきよりもっと大きな声で叫んだ。
いやー、さすがに、と思って、先輩の家のドアノブをガチャガチャとして「開けてよー」と叫んだ。
しかし、その様子は他の4人は見えてないらしく、呆気にとられていた。
私は、「そこに加耶子みたいなのがいるじゃん。」と言ったので、みんなも焦って「開けてー」と叫んだ。
ようやく先輩がドアを開けてくれて、「着いたんなら、ピンポンくらい鳴らしてよ。」と言うが、さっきから何度も鳴らしていた。
先輩は家の中でピンポンは聞いてないそうだ。いきなりドアがガチャガチャしだして「開けてよー」という叫び声がしたので開けたとのことだった。
「そんなのどうでもいいから早く入れてー」と言って入っていくが、私が入るときには4階の踊り場まで達していた。
すぐに閉めて「めっちゃ怖かったねー」と言って、ともかく飲もうと言っていると、他の子が乗ってきた車の警報音が鳴りだした。
「近所迷惑でもあるし、早く消してよ。」と言うと、持ち主の子がベランダに出て、リモコンでピっとやって止めた。
しかし、飲みだして10分もしないうちに、今度は私の車の警報音が鳴りだした。私の車の警報器は純正なので大きなクラクションの音がする。
うるさいので、慌てて消しに行くと、私の車の下に這いつくばった女が入っていくのが見えた。
警報音を止めて、戻って先輩に「私の車、また鳴るかもしれない。」と言うと、「なんで?」と言うので、「さっきの加耶子が、私の車の下に入っていった。」と説明した。話していると、今度は這いつくばって出てくるのが見えた。
今度は、団地の他の住民の車の警報器が鳴りだした。なので、先輩に「この団地って、よく警報器なるの?」と聞くと、「いやー、そんなことは無い。たまには鳴るけど、こんなに続けて鳴ることは無い。」と言われた。
今だけ?と思って見ていると、やはりその女が車体の下に入ると、その車の警報器が鳴りだすのだった。
私の車の下に、また来たらまた鳴るだろうと思い、怖かったけど車まで行ってカギを開けた状態にした。これで鳴らないはずだ。
それで静かになって、みんなで飲み会が盛り上がっていった。夜中の1時過ぎごろになって、今度はクラクションが鳴りっぱなしになった。どの車だろうとベランダから見ると、私の車のようだった。ヘッドライトもルームライトもハザードも消してあるのに、盛大に光っている。
どうしようと思っていると、住民の誰かが「うるさーい」と怒鳴ってくる。「すみませーん」と言うと、ライトもクラクションも止まった。
私の車は事故車でも何でもない。また鳴りだすといけないからと運転して帰るわけにもいかない。
すると、1階に住んでる霊感の強いというおじいちゃんが出てきて、「ああ、またこの季節が来たね。」と言う。
「この季節って何ですか?」と聞くと、「毎年、この季節になると、5階から1階に飛び降りた女性の霊が這いつくばって回るんだ。」と言う。
マジでー、と思ったが、「その女が這いつくばって通った車は、事故に合ったりクラクションが鳴ったりして、かなわない。」と言うのだ。
「これ、どうしたらいいんですか?」と聞くと、「日にちの問題だから、2-3日経てば収まるんだけどね。」と言う。
「でも、ずっとこうやって鳴るのは嫌ですよね。」と言うと、「仕方ない。住んでる人たちはみんな分かっているから。でも、今年入ってきた人は分からないから、さっきみたいに怒鳴られる。」と言う。
私はその日、気が張って、酔えないし寝られなかった。
夜が明けて、お酒が抜けたころに、このまま帰ろうと思って、帰った。すると、昼ぐらいに先輩から電話があって、「そういえば、昨夜、誰と話してたの?」と聞くので、「1階のおじいちゃんと。」と言うと、「いやいや、1階には誰も住んでないよ。」と言われた。
「え、はげたおじいちゃん、住んでるよね。」「いやいや、はげたおじいちゃんも住んでないし。」
「だいぶ前に、5階から飛び降りた女性の幽霊が出るって、1階のおじいちゃんに聞いたんだけど。」「え、それって、50代か60代くらいの人?」
「多分それくらいの人。」「それって、その人が5階に住んでたホステスさんのストーカーで、女の人を首絞めて殺して、その男が飛び降りたんよ。」と言われて、
「いやいやいや、うそやろ。」「ほんと、ほんと。団地内に住んでる人なら多分みんな知ってるよ。だから5階は空き家だし、1階も誰も住まないんだと思う。」と言われた。

私には、あれが幽霊だとは、とても思えなかった。

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