reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・友達のお母さん

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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私が二十歳を少し過ぎたころ、車でひとり、友達の家に向かっていた。ため池の前を通り過ぎるとき、ふと心に「タクシーじゃないんだし」という思いがよぎった。なんでそんなことを思ったのかはわからなかった。
友達のお母さんとも仲が良く、良くお酒を飲ませてくれた。おばちゃんは少し霊感があるようで、家事をしている時も、周りに誰もいないのに「じゃまじゃま、こっちこんで」と言ったり、夜縁側から火の玉が見えたとき、「ねえ、家さえ燃やさないでいてくれればいいけどね。」とか言ったりしていた。そのおばちゃんに用事があった。到着すると家の前にそのおばちゃんが出ていた。車を降りて一緒に家に入った。おばちゃんはテーブルにお茶を2つ置いてくれて、話を始めた。
すると、おばちゃんが、「ところでご主人は?」と聞いてきた。「え、今仕事してるからいないよ。」と言うと「さっき後ろから車を降りてきたじゃん」と言う。「えー、いやいや、ほんとに一人だし。」と言うと、「あなたが降りた後、バタンとドアを閉める音も聞こえたし、トイレ行ってるのかと思ってた。」その家はとても古いつくりで、トイレが外にあった。「やめてよー、こわいやん」と言った。
家に帰ってしばらくすると、その友達から電話がかかってきて、「あ、ごめん、親戚のおじさんつれてきてくれてありがとう。」と言う。「はあ?」私は何のことだかわからなかった。「今日家に来たでしょ。その時お母さんが男の人を乗せてきてたって。で、その人はお母さんの兄弟にそっくりだと後から思ったって。全然お墓参りに行けてなかったから、連れてきてくれたんでしょ。」そう言われて、タクシーじゃないと思った原因が分かったような気がした。

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