reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・家族に憑いた霊【その1】

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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N先輩から連絡があり、友達のことで相談があった。
友達のR子さんの話で、金縛りにあったり足音とか物音とかの現象が起こるらしい。なのでN先輩が私の話をしたところ、見てほしいと頼まれたそうだ。
私はその話を聞いて、「そういう現象なら、R子さんではなく、家に憑いているんじゃないかな。」と言った。
するとN先輩は「家まで来れる?」と聞いてきたので、「家はどの辺ですか?」と聞くと「うちの近く。」と言ったので、「じゃあ、N先輩の家まで行きますね。」と言った。
なので電車を乗り継ぎ、1時間ほどかけてN先輩の家の最寄り駅まで行った。その駅にN先輩とR子さんが来ていた。
R子さんとは初対面だったので紹介をしてもらった。その時私には、R子さんに霊が憑いている様子は見えなかった。
なので、R子さんの家に向かった。家に近づいた時、悪い霊が憑いている家であれば、黒いもやもやが見えたりするのだが、何も見えず、悪い霊の様子はなかった。しかも、最近新築されたきれいな家だった。
とりあえず家に入れてもらうと、お母さんとおばあちゃんが居た。「わざわざごめんね。」などと言われたが、その二人にも悪い霊は見えなかった。それを伝えると、R子さんが「本当に見えるの?」と疑いだした。
N先輩は「いやいや、こいつは本物だから。」と言ってくれたが、見えないものは仕方ない。
話を聞くと、おばあちゃんもお母さんもお父さんも弟もみんな金縛りにあうという。しかも物音とか足音もみんな聞こえるそうだ。
でも、本当に何も見えなかった。
「一番物音などがするのはどこですか?」と聞くと、家族3人が一斉に玄関だと言った。
なので、玄関を見るがやはり何もない。「どこから物音がするんですか?」と聞くと、3人が一斉に靴箱を指さした。
「開けていいですか?」と聞いて中を見ると、靴が並んでいるだけで、何も感じない。
「もしかしたら今いないのかもしれないですね。」と言った。
しかしみんなは心配しているので、そんなに心配ならと、その時つけていた18金のピアスを置いていくことにした。私の中で、金のものは霊視の助けになることがあるのだ。なので、R子さんの靴の中に入れて、その日は帰ることにした。
お母さんとおばあちゃんには「もし何かあったらN先輩に連絡くれれば、私にも連絡が付きますから。」と言ったが、私の電話番号を聞いておきたいと言う。仕方ないので電話番号を教え、R子さんの家の電話番号も聞いて私のスマホに登録した。
私はその日バイトだったので、その後バイトに行った。バイト先で休憩時間に携帯を確認すると、R子さんの家からものすごい量の着信が来ていた。折り返すと「やっと繋がった。」とお母さんが出た。
「すみません、私今バイト中なので。何かあったんですか?」と言うと、弟さんとお父さんがほぼ同じ時間に帰宅して、みんなで夕飯を取り始めたら、いつものごとく玄関で「ガタガタ、ゴトゴト」と大きな音がすると言う。
玄関を入ってすぐ右に応接間のドアがあるのだが、そのドアがバタンと閉まる音がするそうだ。しかし、そのドアはストッパーが付いていて、勝手に開くはずはないという。
「もうめちゃくちゃ怖くてね。」とお母さんが言った。「ごめんね、バイト中なのに。それで、何時に終わるの?」と言うので、「9時ですけど、片づけがあるので、9時半くらいになるかもしれません。」と答えた。
すると、「良ければ迎えに行くので今夜はうちに来れませんか?」と言う。「いやー、急に言われても、親にも言ってないし、今夜は無理ですよ。」と答えた。
翌日は土曜日で、お父さんも弟も家にいるそうで、私もバイトがなかったので、翌日行くことになった。

【つづく】心霊体験の話・家族に憑いた霊【その2】 - reikonoburogu霊子の日記

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