reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・心霊研究所【その2】

【つづき】 心霊体験の話・心霊研究所【その1】 - reikonoburogu霊子の日記

「どういう風に見える?」
「これくらいの半透明のぼわんとした球がたくさん見えます。」
「その球は動いているの、止まっているの?」
「沢山いるので、色々。動いてるのもいるし止まっているのもいるし。」
「それは、目で見えるの?頭の中に見えるの?」
「目で見えます。でも、頭にも浮かびます。」
「ということは、君の眼は僕たちの眼と同じだけど、何かの神経があるんだよね。だから第六感・霊感と言うものがあるんだよね。でもそれを医学的に証明できないんだよね。見えるという人が一斉に写真を撮ったこともあるけど、そこにはオーブと言われるものが写ったこともあるけど、何も写らなかったこともある。見えると言われたのが嘘かもしれないけど、自分たちには見えないから分からない。でも、君は霊媒師さんとも一致しているから少なからず見えていると思う。」と言われた。
その瞬間、「はっ」と声がしたので、私はそちらを振り向いた。同じタイミングで霊媒師さんも振り向いた。「何かありましたか?」と聞かれた。霊媒師さんは「あなたが言って。」と言うので、「男性なのかな。声がした気がする。」と答えた。霊媒師さんも静かに頷いた。
すると先生が「霊媒師さんが先に言うと、単に同調する人もいる。なので先に言ってもらってる。私はこの霊媒師さんには絶対的な信頼があるので、違っていると嘘をついていると思ってしまう。」と言った。
私は嫌だったが、その先に進んだ。すると、「この先に遊歩道はありません。」という看板が立っていた。その看板の後ろに、男の人が立っていた。私が霊媒師さんに「居ます。」と言うと、
「どうぞ、言って。」と言われたので、「男性の方がいます。」と言うと、先生が「本当ですか?」と霊媒師さんに言うと、「いますね。男性ですよ。」「年齢は何歳くらいか、はっきり見える?」と聞かれた。中学生の私は高齢者の年齢なんてわからないと思ったが、「多分、うちのお父さんより上です。」「何歳くらい?」「分からないけど、50歳くらいかな。」と答えた。
「髪型は?」と先生。「白髪っぽくて。短髪で。」と私。「そうです。」と霊媒師さん。
「髭が少し生えてる気がします。」「そうですね。」
先生は、時間や内容を書いている。
すると、後ろに白いのがひゅっと通った。なので「今、白いのが通りました。」と言った。
「あ、ほんとですね。どうぞ。」「これくらいの球っぽく見えました。」
「それは何だと思う?」と聞かれたが、逆に「何だと思う?と聞かれても」と困惑した。
私が今まで見てきた火の玉なら炎が揺らめいていたが、そうではなかった。
「白い球体が見えました。」と説明した。
さらにその先に進もうとしていたが、私は「ほんとにこの先には行きたくない。」と言ったので、霊媒師さんは「そうですね。あなたが言うならここまでで。」と言って、水切りをしてくれた。

【つづく】心霊体験の話・心霊研究所【その3】 - reikonoburogu霊子の日記