reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・娘の留守番

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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私には霊が見えるのだが、私の家には多くの霊が住み着いている。だが特に何も悪さをしないので、私はいてもいいと思っている。
しかし、娘が一人で留守番をしているときに限って、不思議なことが起こっていた。
足音がしたり、和室の障子が勝手に閉まったりするそうだ。
中学校の頃、風邪をひいたので、一人で寝ていた。
私も仕事を休んで、看病しよかと言ったのだが、犬と一緒に居るので大丈夫と言われた。
すると昼の2時過ぎくらいに電話がかかってきて、「ママ、帰ってきてー」と尋常じゃない怖がり方だった。
仕事も忙しくなかったので帰ることにして車に乗り込んでもう一度電話を掛けた。
「何があった?」と言うと、「足音がするの。」「はあ?誰か入ってきた?」
「さっき全部見たけど鍵もかかっているから違う。天井から足音がするの。」と言う。
「屋根裏?」「違う、天井を逆さまで歩いている足音がする。」と言う。
「やばいね。でも帰り着くまで1時間くらいかかるよ。」「怖いー」「じゃあ、Rおばさんに電話するから一回切るね。」
「いやだ、切りたくない。」「じゃあ、つないでるからそっちの固定電話からおばさんに電話して。」
Rおばさんは私の妹だが、怖がりなのでそのまま言ったら来てくれないと思った。なので寂しいから来てと言わせた。
電話には出てくれたが、外出中で遠くに居るのですぐには行けないと言われた。
すると電話の向こうで「ガチャン」と音がして「キャー」と娘の声がした。「どうした?」「何かが倒れた。」と言う。
ともかく心配なので、今度は私の友人たちに電話させた。一人目と二人目は電話に出なかった。
三人目が電話に出てくれて、近くに居るので来てくれるそうだ。
帰り着くと、友人が居てくれて「話聞いたけど、めっちゃ怖いね。」と言った。
友人が帰った後、私が見ても、何も倒れていないし、何も音がしなくなっていた。
なので、普段から居るレギュラーの霊たちに「何かした?」と聞くと、ゆっくり首を振って何もしていないらしい。
次の日になり、娘は風邪薬も飲んでいたが熱も下がらなかったので、私は仕事を休んで付いておくことにした。
娘は部屋で寝ていたし、私も暇なので、リビングでお酒を飲んで過ごしていた。すると、「ママー」と娘の叫び声がした。
びっくりして部屋に行くと、机の横の棚のペン立てに刺さっていたボールペンが落ちたそうだ。
「怖いー」と言うが、何もいない。でも心配だったので「ママもこっちに居るね。」と言って、娘の部屋に居た。
夜になり娘が風呂に入りにいった。するとまた「ママー」と叫んだ。行くと、お風呂のドアがガタガタと鳴ったそうだ。
その時、旦那はまだ帰っておらず、娘はトイレから出たところで、私はキッチンに居た。
お風呂のドアを開けるものはいなかったのだ。
娘はさらに怖くなって熱もぶり返した。なので明日も休んで家に居るからと言い聞かせ、リビングに寝かせた。
娘が寝たと思い、洗濯をしていると、また「ママー」と叫び声がした。リビングに行って見ると、障子が勝手に閉まったそうだ。
確かに開いていた和室の障子が閉まっていた。
その横にレギュラーの霊が居たので「お祓いするぞ」と言うと消えそうなだみ声で「私じゃない」と言う。
「じゃあ、誰だ。」と言っても分からなかった。
しばらくそんなことが続いたので、娘がトイレに行くときに付いて行ったりしていたが、1ヶ月ほどするとぱったり何も起こらなくなった。
娘のみ怖い思いをしていて可哀そうだった。

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