これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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娘が学校のキャンプ行事で一泊することになった。肝試しもするそうだが、怖がりの娘は大丈夫かなと思った。
旦那と息子の３人になったので外食に行くことにした。
すると外出中に担任の先生から電話がかかってきて「肝試しで怖くて動けないようなんですよ。」と言われた。
「もしかして見えてるんですかね。」と言われたが「まあ、そうかもしれませんけど。怖がるならすみませんけど先生が一緒に回ってくれませんか？」と言った。「はい、そのつもりですけど。」と言われた。
息子は「見えたんだろうけど、意気地なしだな。」と笑っていた。
次の日は、学校まで娘を迎えに行った。車に乗ってきた娘を見ると、７－８人の霊を連れてきていた。
「どうした、大丈夫？」と声をかけると、「もう、肩が重い。」という。ともかくこのまま家に帰ったら、多くの霊を連れて帰ることになるので、このままお寺に行こうと言って、車で向かった。
住職にお祓いをしてもらって、その後に聞いてみると、みんな浮遊霊だったそうだ。キャンプ場で波長が合ってみんな連れて来たそうだ。
そのキャンプ場は別に心霊スポットになるような大きな事件も起きていない場所だが、古くからのキャンプ場で、肝試しは奥の森の中で行われたそうだ。森の中には自然の池もあるところだ。なので色々居たのだろう。
娘は波長が合うと霊を吸い込んでしまう体質のようだ。
息子も連れて帰ったことがあるが、娘は怖がるので、その分可哀そうだと思う。
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