reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・友達の見えるお母さん

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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私が中学生の時、転校してきて、家が近かったR子ちゃんとよく遊ぶようになった。
R子ちゃんの家に遊びに行くと、お母さんがいて、私たちを見ていたのだが、実はお母さんは子供の時から幽霊が見えるそうで、私のことを見たときも、幽霊が見える子なんだと直感的に分かったそうだ。
しかし、中学時代はそんな話はせず、私も知らないまま過ごしていた。
最近になって、私がユーチューブを始めたので、R子ちゃんが登録をしてくれて、お母さんと一緒に見たそうだ。
するとお母さんが、「やっぱりね。私はこの子が来ていた時から幽霊が見える子だと思っていた。」と言ったそうだ。
それで、夜の8時過ぎだったが、R子ちゃんから電話がかかってきて、「お母さんが、霊子さんと話したいと言っている。今から行ってもいいかな。」と聞いてきた。
夜だし私はお酒を飲んでいたので迎えに行けないし、と思ったが、R子ちゃんの運転で、私の家まで来ることになった。
なので、晩酌のような感じで、対談したのだ。
始めてうちに来るR子ちゃんのお母さんは、家に着くと、玄関先で「あ、」とか「うん」とか言っている。私が「分かります?」と言うと、「結構居るね。」と言われたので、「居るんですよ。うち。レギュラーさんたちが。」と答えた。
リビングで、お酒を飲みながら「一番最初に見た幽霊は何?」とか「何が一番怖かった?」とか、いろいろ話をして盛り上がっていた。
すると、お母さんがふと私の斜め後ろを見上げて、「あーそうなんだ。」と言った。
「え、何ですか?」と聞くと、「すごい守護霊が憑いてるね。」と言われた。
「え、おばちゃん見えるの?」と聞くと、「見えるよー。」と言われ、容姿などをズバリ言われて、当たっていた。
「すごいー」と思った。
「霊子ちゃんも私の守護霊、見てみてよ。」と言うので、普段見えるとうっとおしいので見えないようにしているが、改めて見てみた。
すると、お婆さんが見え、そのお婆さんは積極的に自己紹介をしてくれた。
名前と自分がこのお母さんの曾お婆ちゃんにあたることを話してくれた。
フルネームを聞いたが、苗字は今と違っていた。
なので、そう伝えると、「そうそう、その人なんだよ。」と言うことだった。
「なんで名前まで分かったの?」と聞かれたので、「お婆さんが自己紹介してくれたので。」と伝えたが、お母さんには聞こえていないんだと思った。
友達のR子ちゃんは霊感がなくて、「じゃあ、私の守護霊を見てよ。」と二人に言ってきた。
なので、普段はそういうことはあまりしないのだが、乗り掛かった舟と言うことで見ることにした。お母さんと二人で黙って見て、後で言うことになった。
なので見始めたのだが、頑張っても私には、誰も見えてこない。
でも、お母さんは「あー」と言っている。私には見えてない人が見えているんだと思った。「せいので言おうか。」と言われたので、私は「いない。」と言った。お母さんも「いない。」と言った。
すると、R子ちゃんが「え、あたし居ないの?誰も憑いてないんですか?」という。
「ずっと歴代見てきたわけでもないし、今たまたま居ないだけかもしれないから。」と言った。お母さんも同じことを言った。
そんな話をしながら飲んでいると、お母さんが「あ、誰か帰って来たね。」と言った。
私は、家族は今みんな家の中に居るし、そんなはずはないと思ったので、「やめてよ。」と言うと、「ガラガラって開く音がした。」と言われたので、「カギ閉めた?」と心配になったが、ガタイのいい漁師さんのような日焼けして黒い男性の霊が、ダンダンダンとやってきて、R子ちゃんの後ろにドンと座った。すると、R子ちゃんが「なんか肩が重い。」と言った。私はとっさに「誰ですか?」と思ってしまった。するとその霊はR子ちゃんのフルネームを言って「ずっと憑いていた。だけど、もう一人憑いている人が居て、そっちが大変だったので、抜けてたけど、今戻って来た。」と言った。
私は、「この霊が入ってくるのに気付いたお母さんの方がすごいじゃないですか。」と言った。
この霊が憑いているもう一人の人は、高齢で死期が近いそうだ。なのでR子ちゃんの方がおざなりになってしまうそうだ。「守護霊さんはいろんな人に憑けるんですか?」と思った。
すると、この守護霊さんが、「R子ちゃんは、近々で危ない目に会うようなことも無いから、お母さんの守護霊に一時託すと言ってくれ。」と言われた。
え、自分たちで話せばいいじゃないと思ったが、幽霊同士でも波長が合わないのか、見えたり見えなかったり、聞こえたり聞こえなかったりするらしい。
曾お婆ちゃんに「認識出来てるんですか?」と聞くと、「ええ」と言わんばかりに首を縦に振った。
なので、「じゃあ、伝えます。」と言って話した。
すると、曾お婆ちゃんは「はいはい、分かりました。」と答えてくれた。
これで一件落着と思って、いろいろ話した後、そろそろ帰らなきゃとなった時、ふと、消えて居るテレビの方を見たら、お母さんの後ろに、まるで峰不二子のような若い女性が見えた。さっきまで曾お婆ちゃんが居たのに。
え、っと思って見ていると、お母さんが気付いて、「あーやっぱり変わった?」と言うので、「はい。たぶん。」と言うと、その女性が「二人を見なきゃいけないから、一番元気な時代に戻った。」と言った。
私は、守護霊さんが、見た目がその時々で変わったりするのを目の当たりにしたのだ。

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