reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・バケタンが赤くなった

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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息子がコンビニのバイトで遅くなるので迎えに来てと言われていた。
以前は自転車で自分で行き来していたのだが、ある日、雨が降って遅い時間だったので、迎えに来てと言われた。
何故かと聞くと、夜自転車で帰るとき、途中の坂道で後ろの荷台に誰かが乗って来るような気がするという。それ以降怖いので迎えに来て欲しいそうだ。
なので、車で迎えに行き、駐車場で待っていた。
車の外でタバコを吸っていると、白い車が入ってきて、お婆ちゃんが降りてきた。「こんばんわ」と声を掛けられたので、私も「こんばんわ」と返した。
「お買い物ですか?」と聞かれたので、「あ、違いますよ。息子のお迎えに来てます。」と言った。
「そうなの。」と言われ会釈をされてたので、私も会釈をして店の方に歩いて行くのを見送った。
少しして息子が店から出てきたが、その後ろからさっきのお婆ちゃんも出てきた。
息子が「疲れたー。飲み物買うからお金ちょうだい。」と言うので小銭を渡した。「ママにもコーヒー買ってきて。」と頼んだ。すると、お婆ちゃんが助手席の窓の外に立って会釈をするので、窓を開けた。
「今のが息子さん?」と聞かれたので、「そうです、そうです。」と答えた。
「まあ、大きなお子さんなのね。」「そうなんですよ。もう高校生で。」と話した。
すると息子が戻ってきて「何してるの?」と言う。私は、「ああ、息子には見えないんだ。幽霊だったんだ。」と思った。とてもはっきり見えたので、幽霊だと思わず話してしまった。内心、「まずいかも。」と思った。息子が話していた、自転車の後ろに乗る幽霊かもしれないと思ったのだ。
すると、A子からもらったバケタンが赤く光っているのに気づいた。
A子からもらって車のカギに付けていたのだ。この車のカギはスマートキーなので、バッグに入れて触らなかったのですぐには気づかなかった。
でも、赤いということは、悪い霊なんだ、と思った。
車に乗って帰っていると、今度は青白い綺麗な色に光っていた。息子がそれを見て「何これ?なんなの?」と聞いてきた。「バケタンと言って、悪い霊が来ると赤くなって、守ってくれる霊がいると青くなる。」と説明した。「えー、じゃあ、霊がいるってこと?」と話していたが、家に着いて車を止めて門を閉めに行くと、お婆ちゃんがいた。「え、」と思ったが、「あなたさっき危なかったわよ。」と言って消えていった。
白い車に憑いていたお婆ちゃんがこっちに来たのだろうが、最初だけバケタンが赤くなって、その後青くなったので、実はお婆ちゃんは良い霊で、駐車場に悪い霊がいたのかもしれないと思った。お婆ちゃんはその霊の事を「危なかった」と言ったのだろう。

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▼話に出てきたバケタンです。