reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・見えない人

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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高校生の頃、私は霊が見えたが、親しい友人以外は言っていなかった。
見えない人の中にも、信じる人と、信じない人がいた。
高校も中学も別だが、中学時代に知り合って、割と仲のいい友人がいた。
その子にも見えると言っていなかったのだが、ある時唐突に「見えるんでしょ」と言ってきたことがあった。
「なんで?」と聞き返すと、「幽霊が見えるんだったら幽霊が居る場所がわかるわけでしょ。だったら心霊写真も撮れるでしょ。」と言ってきた。
しかし、心霊写真はあちらが写ってくれるか写ってくれないかの話で、こっちは関係ない。
だから守護霊様が自分の後ろにいても、自撮りしたからと言って写るというわけではないのだ。
そういう風に説明したのだが、「写らないなら、やっぱり居ないんじゃない。」と言う。
めんどくさいなと思ったが、「幽霊が居るところに連れて行ってよ。そこで写真撮れば写るでしょ。」というので、「そこら辺に一杯いるんだけど、写らなければ居ないって言うんでしょ。」と返した。
しかし、しつこく心霊写真が撮れるはずというので、「じゃあ、わかった。」と言って、地元で目撃談がたくさんある心霊スポットに行くことになった。
その子がデジカメを持ってきていたので、居る場所を教えるのだが、やっぱり写らない。
また、その子は「私はオーブは認めないからね。チリやなんかに反射して見えることもあるから、はっきり幽霊が写らないと。」と言うのだ。
私にははっきり見えていても、写真には写らないので、「やっぱり居ないじゃない。」と言うのだ。
だいぶ歩いて写真もたくさん撮ったのだが、やはり写らない。
何度もしつこく居ないと言ってくるので、私もイライラしてきて「どうでもいいから写ってよ。」と心の中で怒鳴ってしまった。
すると、知らない女の霊が、「これならいいでしょ。」と言って、目の前にスッと現れて、またスッと消えていった。
しかもこの声も姿も、そこに居たみんなが見える状態だった。
なので、「ギャー」とみんなが叫んで逃げて行った。
その女性の霊は、私が見たことも無い霊なので、きっとこちらのやり取りを見ていて、見かねて出てきてくれたんだと思う。
私は、心霊写真と言うのは、向うがこちらに伝えたいことが有るときに撮れるのかなと思う。
手がなかったり足がなかったりしたら、後日そこを怪我する警告だったり、これ以上こちらに来ないようにという警告だったりするんだと思う。
なので、居るから写るというものではない。
その子も、その一件以来、信じてくれるようになった。
やっと分かってもらえたのかなと思う体験でした。

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