reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・霊のいたずら

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
-------------
私の周りでは不思議なことがよくおこる。受験勉強中に突然電灯が消えたり、風もないのにノートがめくれて机の下に落ちたり。
車の運転を始めてからは、ペダルを操作している足首を、軽く握られてびっくりしたりする。足元を見ると手が足首にまとわりついている。「わっ」と声を上げると、「ふわっ」と消える。
強い力で足を動かして、アクセルを踏ませたり、ブレーキが踏めなくなったりするわけではないので、事故にはならないのだが。
子犬を飼い始めたときは、「かわいいねえ」と両手でもみくちゃにしていると、おなかのあたりに手が出てきて一緒になって撫でたり。
夜中に誰もいないはずの廊下をドタドタドタと走り回る音がする。息子が起こされて、「うるさーい」と怒鳴ると静かになる。
でも、娘たちには足音が聞こえないので「あんたの声がうるさい!」と言って怒られる。
グラスに入ったカクテル風のお酒を飲むのに、ストローを手前に置いて口を近づけるとくるっと向こう側に行ったりする。なので手で手前に戻そうとすると手を引っ張られてなかなか戻せなかったりする。
私は霊が私と遊ぼうとしているように感じている。
この辺はあまり実害のないいたずらなのだが、いたずらが過ぎて、怪我をすることもあった。
駐車場に車を止めて、シートベルトを外し、降りようとしてドアを開け手をドアのふちにかけると、とても勢いよくドアが閉まった。
周りに仕切りや壁のある駐車場で、強い風が吹いたわけでは決してない。
手を挟まれた私は、脱臼した。
私が大きな声で「いたいやーん」と叫んだら、リアシートに5-6歳の男の子と二人の女の子が、怒られてしょぼんとしたようにうつむいてヒクヒクと泣きそうになっていた。「やめてー、ほんと痛いっ」と言うと、泣きながら消えていった。
別の時には、私が車の後ろに回り、トランクを開けて、手に持っていたカギを一旦横に置いて、荷物を整理していた。すると、なにやら「ざわざわ」と音がしたので、振り返ろうとしたその瞬間、トランクが勢いよく閉まってきた。私は頭をトランクに覗き込むように入れていたので、トランクに置いていた工具箱とトランクのドアに胸と背中を挟まれてしまい、青あざができるほどだった。そのトランクも、かなり力を入れないと閉められないので、風で閉まったわけでもない。
痛がっていると、閉まりかけていたトランクが電動ドアでゆっくり閉まりだした。カギが中にあるので、「まずい」と思い、カギを取ろうと手を出したら、指先が挟まってしまい、痛さのあまり引っこ抜いたら爪が割れてかなりの血が出た。
一緒に行っていた息子たちがどうしたといってきたので、「めちゃくちゃ痛いけど、とりあえずキーロックしてしまったのでJAFを呼んでー」と言った。息子は「え、救急車じゃなくて?」と言っていた。息子もドアを開けようといろいろしたがやはり開かないのでJAFを呼んだ。
JAFが来て「カギがトランクにあって、開かないんです。」と言って開けてもらうよう頼んだ。
すると、車の中に例の3人の子供がいて、「うふふ」と笑っているのが見えた。
JAFの人が「開けますね。」と言った瞬間に、ガチャとドアロックの音がして開いてしまった。JAFの人も「あきましたねえ。」と言った。
そのあと、怪我をしていたのでかかりつけの病院に行くと、先生が「今度は何をしたの?」と聞いてきた。挟まって胸を打って、閉まるトランクに指を挟んで、大怪我だと説明すると、「まあ、不注意やねー」と言われたが、私のせいじゃない。霊のいたずらだ!と心の中で叫んだ。
この3人の子供の霊は、悪意があるようには思えない。本当に子供のいたずらのようだ。だが、怪我までさせられてはたまらない。
きっと、やっちゃいけないことを教わる前に死んだんだと思った。何とか教えてあげたいとも思った。

▲上のバナーは、グループのランキングのバナーです。
よければクリックしてやってください。