reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・実家の老婆

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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高校生のころ、今の旦那さんが彼氏のとき、半同棲で実家に住み着いていた。
夜トイレに彼が起きていったら、廊下で叫び声がしたので急いで向かったら、
廊下の壁にへたり込んでる彼を発見した。
何が起きたかと聞くと、トイレのドアノブが勝手にガチャガチャと動いて開いたそうだ。
覗き込んだら髪の毛をお団子に結った老婆がいたらしい。
それで叫んだそうだ。
私はそんな老婆を見たことが無い。
ドアを開けて確認したが誰もいない。
とりあえず彼にトイレの用を済ませて部屋に戻った。
その後就寝したが、朝になって父親が彼にもう一度訪ねたら、
そのことを覚えてなくて、トイレに行った記憶もなくなってた。
通っている学校は違っていたので、お互い学校に行って帰宅したら
彼が2階の窓から半身を出して何か言っていた。
何してるのと尋ねたら、驚いた顔して家の中に入った。
その瞬間うなり声が響きだして、うるさいほどだった。
その声の主が老婆だった。
恐ろしかったのですぐに家の中に入るとトイレの水が勝手に流れ出した。
彼は老婆がいると執拗に繰り返し言った。
怖かったし今まで見たことない老婆だったから、お寺に連絡をしようとして電話機を取ったが、電話が反応しない。
携帯の電源も入らない。
でもうなり声はずっとしている。
その時、配達員がきたら、うなり声が止んだ。
それを機に私たちも家の外に出て、親が帰宅するまで外で待った
夕方になって母親が帰宅したので、一緒に家に入った。
すると母親が携帯を見せてきて、何度も掛けてきて、何だったのかと聞いてきた。
携帯の画面の自宅からの不在着信の履歴を見せた。
しかし、誰もかけていない。掛けたくても掛けられない状態だった。
その話をしたら母も怖がってた。
それからというもの、実家の仏間にその老婆は今でも居座り続けている。
それからはうなり声も一切聞いていないが、家に友人が来たときに、誰もいない仏間にお邪魔します、と言う。
遺影のお婆ちゃんに向かってではない、そこに誰かいるように挨拶するのだ。
この老婆は一体誰で何のためにいるのか。
この老婆は現在進行形で謎だ。