reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

霊子さんの心霊体験・病院の霊安室

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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今でも運営されているD病院で、私の母が亡くなったときの話です。
遺体が霊安室に運ばれ、家族でお別れをするというとき、ドアを開けて中に入ると、そこにはおびただしい数の霊たちがいるのが見えた。子供からおじいちゃんから、看護師さんやお医者さんまで、中には事故だったのだろう、下半身がぐちゃぐちゃになっている霊もいた。狭い部屋であるにもかかわらず、霊たちが押し合いへし合いしているようで、100体くらいはいるんじゃないかと思われた。
葬儀場の車が来て、母の遺体を運ぶ時、観音開きのドアが開いて、私たちも付いて出るのだが、その霊たちは、そこに見えない境界線でもあるかのように、誰一人として出ようとはしない。
ぎゅうぎゅう詰めなのに誰も出てこないのが不思議だった。
車に乗ろうとした時、妹が霊安室の棚にポーチを忘れたと言った。私が取ってきてあげるといって、私だけ霊安室に戻ったのだが、中に入ると小さな子供3人の霊が、「ここから出たいの」と言って、私のスカートのすそを引っ張ってきた。「ここから出して。」と言うが、私としては「え、出ればいいじゃん。」としか思えない。
「出れないの?」と聞こうとすると、別のスーツを着た40代くらいの下半身がぐちゃぐちゃの男性の霊が、「私もここを出て、家内のところに行きたい。」と言ってきた。その後も、何体かの霊が、同じように話しかけてきた。みんなここを出たいと言う。
「出てくださいよ。」と思った時に、「あれがいて出られない。」と指さした霊がいた。
その先を見ると、見た目は5-6歳の女の子で、着物を着た市松人形のようだった。
その子はわずか5-6歳で、出たいという霊の中には大人やおじいさんもいる。「出られるでしょう?」と言うが、その女の子が、歴史が長く、おそらく昔の霊だと思われたが、そのせいか、他の霊は出られないようだ。
「だったら私、出せないよ。」と思ったが、子供は出たいと言うし、奥さんの元に帰りたい霊もいるし、何とかしたいと思った。お祓いをした金の指輪を持っているのを思い出した。チェーンが付けてあるので、それを首にかけ、普段はまずしない、十字切りをして、「出てください。」と言った。すると、野太い声で「やーめーろー」と声がした。その瞬間、数体の霊が、外へ出ることが出来、ぽわんと金色の玉になってふわふわと消えていった。
そして私の指輪は二つに割れていた。
私は、霊にも階級があるのかな、上級の霊が言うことは絶対なのかな、と思った。

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