reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・帰り道で

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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ラクテンチと言う遊園地に遊びに行った。
夜、花火を見てから帰ったので、帰りがかなり遅くなった。
帰り道の途中、赤いスポーツカーがかなりのスピードで追い越ししていった。
私はそれを見ながら、「ああ、あの車、事故るのにな。」と思った。思っただけで、口には出さなかったのだが。
少し走ると、その車が事故っていた。自損事故のようだった。ナンバーもさっき見たのと同じだった。
車の中で息子に向かってその話をすると、「そんなの、後から聞いてもね。」と言われてしまった。
お腹がすいていたので、牛丼屋に入った。すると、通りをパトカーがサイレンを鳴らして飛ばして通り過ぎた。
何か大きい事故かなと家族で話した。すぐに、救急車が2台と消防車が通っていった。
やはり何かあったようだ。
車に乗ると、頭の中に情景が浮かんだ。今度は口に出して言った。
「ああ、公園が燃えてるかもしれない。」「え、何?」と言われたが、「そんな気がしただけ。」と言った。
家に近づくと、緊急車両が色々止まっていた。近くの、通称「のうさぎ公園」の小屋が燃えていた。
みんなは「え、」と言って私を見たが、「私は関係ないよ。」と言った。
翌日、知り合いの男性が消防士をしているので聞いてみた。「昨日の火事は何?」「ああ、公園の作業小屋が燃えたけど、不審火みたい。花火の燃えカスもあったから、その火が燃え移っただけかもしれないけどね。」
数日後、また家族で美術館に行った。展示会が行われていたのを見に行ったのだ。
帰り道で、前をパトカーが走っていた。赤信号で止まったのだが、パトカーの後ろが、一瞬黒くもやもやした。
私は家族に、「あのパトカー、なんかあるのかな。」と言った。リアシートの息子は「え、パトカーがどうしたの?」と興味津々だった。
青信号になって、横の車線の車は発進して行くのに、前のパトカーは動かない。運転していた旦那が、クラクションを「プッ」と短く鳴らした。するとお巡りさんが降りてきて、「すみません、パトカーがエンジントラブルで進めなくなったので。」と言って交通誘導を始めた。
旦那が「おまえ、なんでわかったんだ。」と言うが、そう感じただけで理由はない。「一瞬、もやもや見えただけ。」と言った。
すると、リアシートから少し太ったお巡りさんが降りてきた。こちらに来て、「優先的に行かせたいんですけど、後ろが先の方が行きやすいので。」と言って後ろを先に行かせていた。そのお巡りさんのお腹のあたりから、握りこぶしくらいの金色の玉がふわっと出てきて、ふわふわした後、戻った。お巡りさんの顔が一瞬だけにっこりした。
私は思わず「お巡りさん、お孫さんできたでしょ。今産まれたよ。」と言った。「はあ?」と言われ、家族も同じ顔をしていた。「え、昨日から娘が産科に行ってて、え、ホントですか。」と言われた。
「こりゃ、今日は早く帰らないと。」と言っていた。
「何で分かったんですか?」と聞かれるが、「いやー、一瞬そう思っただけ。」としか言えなかった。
車内では、「産まれたかどうか聞きたかったねえ。」と言いながら家に向かった。
私たちは、その先のコンビニに寄って、家族は飲み物などを買っていた。私は外でタバコを吸っていた。
すると、パトカーがやってきて、警棒や盾を持って、店に入っていくのが見えた。さっきのお巡りさんもいた。
私が「あ、さっきの。」と声を掛けると、「ああ、さっきの。無事孫息子が産まれました。」と答えてくれた。
「よかったですねー。」「いや、署に戻って携帯見たら、連絡が入ってました。何でわかったんですか?」とまた聞かれたが、「なんでですかねえ。」と誤魔化した。
店から出てきた家族には、「今日すごいね。冴えてるね。」と言われた。

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