reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・クモのお知らせ

これは私の知り合い霊子(仮名)から聞いた話です。
昔から霊が見えるという霊子です。
本当かどうかは私にはわかりません。
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アシダカグモというのがいる。
子供の時から、それがたくさん出てくると、異常現象が起きていた。私のおじいさんが、アシダカグモをたくさん見たというと、その後、竜巻や、台風や、落雷など、身近で被害が出るほどの異常な現象が起きていた。
最近、これを見たときの話です。
8月21日の夜、息子と妹の娘が、2階でゲームをしていた。
夜中までゲームしちゃダメだと言っておいたのだが、翌朝、午前4時前に目が覚めた時もやっていた。
なので、いい加減にしなさいと怒ると、さすがにやめて寝たようだった。
私は、日課にしている犬の早朝散歩に出かけた。
帰ってくると、二人はリビングのソファーに座っていて、ブルブル震えていた。何か怖いものでも見たような顔だった。
「どうしたの?」と聞くと、「あのさ、あそこ、あそこ」と言って、体も震えて説明できずにいる。
落ち着かせて聞いてみると、2階の狭い納戸から、「うー、あけてー」という低い唸るような声が聞こえると言う。
息子が開けようとしたら、従妹が怖いので、犬を連れて来たそうだ。すると、犬も何かを感じたようで、前足でカサカサと納戸のドアを引っかいたり、隙間をクンクン嗅いだり、「ワフッ」と小さく吠えたりしたと言う。
すると、中から「ドン、ドン、ドン」と叩く音が聞こえたそうだ。さらに「あけてー」という声が続くので、怖くてリビングに避難したそうだ。
私はそこに帰って来たのだった。
二階にはうちの娘も二人寝ているので、「起こさないと。」と言って2階に上ったが、不思議な声は聞こえていなかった。
しかし、寝ているはずの娘が勢いよくドアを開けて「怖ーい。」と叫んで出てきた。
「どうした?」と私が聞くと、「二人で寝ていた間の布団が沈み込んだ気がしたので、起きたら、納戸側の壁からながーい手が出ていた。」と言った。
「開けるよ。」と言って、私が納戸の扉に手を伸ばすと、「バチッ」と音がして衝撃が走った。しかし、娘たちには聞こえなかったようで、「なになに?」と言っている。私は怖くなって、「ちょっと、一回リビングに戻ろう。」と言って1階に降りた。
犬だけが、まだクンクン嗅いでいる。
一階のリビングで、「どうしよう、でも、開けて、って言ってたんだよね。」と息子に聞くと、「うん、言ってた。」と言う。従妹にも確認すると、「言ってたと思う。」という。「じゃあ、やっぱり開けよう。二階に行くから付いてきて。」と言ってまた二階に上がった。
みんなで行ってドアを開けた。その瞬間、とてもくさいニオイがした。バナナと浅漬けが混ざった様な、酸っぱくてあまだるい、嫌な臭いだった。
「クサッ」と言ったら犬たちも「キューン、キューン」と鳴きだした。
「なに、このニオイ」と言いながら、廊下の窓を全て開け、カーテンもあけて日差しを入れた。
納戸の中から、置いてあったくるくるワイパーや買い置きの洗剤などをすべて出したが、何もない。
最初の「あけてー」の声が霊なら死体でも出るかと思ったのだが、何もなかった。
なので、出したものを仕舞って、ドアを閉めようとしたところ、またうめき声がして「くるしい」と聞こえた。みんなと顔を見合わせて、「言ったよね。聞こえたよね。苦しいって」と確認した。
私はドアを大きく開けて「いい加減にしてよー」と叫んだ。すると、中で「ドタドタドタ」と音がした。
そして、黒い手が私の方に伸びてきた。思わず避けて、もう一度「いい加減にしてよー」と叫んだ。すると、黒い縦長の塊から手が生えたような物体が、私の足元の方にバタンと倒れてきた。
びっくりして後ずさりして避けると、黒い塊は4-50匹のクモになって、そこら中に這いずり回った。
みんな、「ぎゃー」と叫んで、娘は足から登ってきていたのを振り払って、ドタバタしたらすぐに居なくなってしまった。
「さっき見たときは、何もいなかったのに。」ともう一度確認すると、納戸の奥側のクロスの向こうに、手が入るくらいの穴が開いていた。
そのクモがアシダカグモだった。
このクモは、大量発生すると、これまで1-2週間で災害級の気象現象が起きている。
なので、今回も災害が起きないか、とても心配している。
みなさん、気を付けてください。

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