reikonoburogu霊子の日記

あなたは霊の存在を信じますか?

心霊体験の話・心霊研究所【その4】

【つづき】心霊体験の話・心霊研究所【その3】 - reikonoburogu霊子の日記

それから1-2年過ぎて、私は頭に鉄くぎが刺さる怪我をして入院していた。
霊媒師さんから連絡があった。会いたいというので、入院している病院を教えた。
新しい結果が出たので伝えたかったそうだ。
私は昏睡状態から目が覚めて2日経っていた。先生と看護師さんも一緒だった。
先生が以前から見ている霊能力者で、私とよく似た青年が居て、その人も幼少期に溺れたことがあるそうだ。
その人はキツイなと思って気を失ったら病院に運ばれていたそうだ。
そこから不思議な力が備わったそうだ。
その人の場合は、見える方はうっすらだが、聞こえる力ははっきり聞こえるそうだ。
その人を研究した結果、分かったのが、右脳左脳の違いだそうだ。その人は右脳が発達しているそうだ。
私は小さいころ左利きだった。しかし、矯正されて右も使えるようになった。
なので、手を合わせて握ったり、腕を組んだりするのに、右が上でも左が上でも違和感がない。
しかし、一般の人は、どちらか利き手があるように、右利きの人は右手親指が上とか、どちらかに偏る。
右脳は感覚、左脳は理論を司るそうだ。
今は、お箸やハサミなど右手で使うが、元が左利きなのでとっさの時に左が出る。
先生が、大きな病院で脳のCTを撮ってきて欲しいと言われた。
紹介された病院へ行き、スキャンを行った。そこで分かったことは、私の場合、脳のしわが左右ほぼ同じだそうだ。
右脳は芸術家が発達しているそうだが、右脳が大きいと、第六感も働くそうだ。
一般の人はどちらか偏っているそうだ。
前回は10分間溺れている状態だったが、今回は脳に釘が届くくらいの怪我で、しばらく昏睡状態だった。
先生は、「その意識が無い状態で何か夢を見たり、感覚に変化はありましたか?」と聞いた。
私は「意識が無かったので、釘が刺さった時点から目が覚めるまで何も覚えていなくて、一瞬だとしか認識していません。」と言った。
「目が覚めてからは、どうですか?」と聞かれたので、「そういわれると、この2日間、何か不思議なものは、聞こえてもいないし見えてもいませんね。」と答えた。
「もしかして、能力が無くなったかもしれませんね。」と言われた。私も「そうかもしれませんね。」と答えた。
そういって話していると看護師さんが「面会はそろそろ終わってください。」と言ってきた。まだ、時間制限があるのだ。
それからしばらくして退院することになった。結局入院中は霊的なものは何も見なかった。私は少し嬉しかった。
お父さんが研究所の先生に退院の報告だけしたそうだ。

【つづく】心霊体験の話・心霊研究所【その5】 - reikonoburogu霊子の日記